写真は「イロモネア」と同じなのかもしれない(*^-^*)
イロモネアはチームチャンピオンズカップ(TCC)そのもの
先日テレビで放送された「ザ・イロモネア 夏の大決戦SP」を見ていて、私は思わず「これは写真の世界と同じだ」と感じました。
ルールは、芸人が1分間で「モノマネ」「サイレント」「モノボケ」「一発ギャグ」「ショートコント」の5つのジャンルに挑戦し、一般の観客100人の中からランダムに選ばれた5人を笑わせること。1~4ステージは5人中3人、最後は5人全員を笑わせなければクリアできません。
選ばれた5人が誰なのか、芸人にも本人にもわからない。会場の空気も、その場の流れも読めない。ベテラン芸人でさえ大きなプレッシャーの中で挑み、若手は勢いと瞬発力で勝負をかける。その場の反応を見ながら瞬時に判断し、持っている引き出しの中から最善を選び、笑いを取りにいく姿は本当に見応えがありました。
その様子を見ていて、私にはチームチャンピオンズカップ(TCC)そのものに映りました。
TCCでも、本番までに綿密な作戦を立てます。
「この場所ならこう撮ろう。」
「この天候ならこの作品を狙おう。」
「この花を活かす、この構図で勝負しよう。」
しかし、本番は思い描いたとおりにはなかなか進みません。
天候の急変。
ロケハンの時より撮影場所の状態が悪くなっている。
咲いているはずの花が終わっている。
水量や光線がまったく違う。
そんなことはTCCあるある。
通常の撮影であれば、「今日はダメだった。また次回挑戦しよう。」で終わることもできますが、
しかし、TCCではそれが許されません。
限られた時間の中で作品を完成させなければならないため、「今日はダメだった」は、そのまま惨めな敗北につながってしまう。
だからこそ、メンバー全員が死に物狂いで考えます。
予定していた作品を諦めるのか。
まったく違う被写体に切り替えるのか。
今ある条件の中で何を表現すれば勝負できるのか。
その場で知恵を出し合い、経験を総動員し、勝負の一枚を創り上げる。
実は、この「想定外への対応力」こそが、TCCで最も試されている力なのではないかと思っています。
これはフォトコンテストにも通じます。
審査員が変われば評価も変わる。
自信作が思うような結果にならないこともある。
逆に、自分ではそれほど期待していなかった作品が高く評価されることもあります。
だから、評価されなかった時に必要なのは落ち込むことではありません。
「この結果を受けて、自分はどう変化するのか。」
その柔軟さが、次の作品を生み出します。
私はTCCもフォトコンテストも、そしてイロモネアも、本質は同じだと感じました。
勝負の世界では、準備は当然です。
しかし、本当に強い人は、想定どおりにいかなかった時こそ力を発揮して乗り切る。いわゆる火事場の馬鹿力(笑)
変化する状況を読み、その場で考え、最善の答えを導き出す。
芸人が、その場の空気や選ばれた5人の反応を見ながら、持っているネタの中で最善を尽くすように、
写真家も自然という相手と向き合い、その瞬間の条件の中で最高の一枚を創り上げていく。まさしくTCCですよね。
そこに求められるのは、技術だけではありません。
経験、引き出しの多さ、判断力、そして対応力と思考の豊かさ。
私はイロモネアを見ながら、芸人の底力に感心すると同時に、「写真もまったく同じ世界だ」と改めて感じました。
だから私は、写真は現場で完成するものだと思っています。
事前の準備ももちろん大切です。しかし、本当に勝敗を分けるのは、想定外の状況に直面したときに、どれだけ冷静に考え、発想を切り替え、その場で最善の一枚を創り上げられるかです。
準備力が勝負の土台をつくり、対応力が勝敗を決める。
それこそが、TCCの醍醐味であり、フォトコンテストの面白さであり、写真という表現の奥深さなのだと改めて思いました(^^♪
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