自分の作品を語ると、弱点が見える。そして、自信にもなる。
ギャラリートークで気づいたこと(*^_^*)
今年のEMAフォトスクール写真展では、名古屋、東京、大阪の3会場でギャラリートークを行いました。
振り返ってみると、私は名古屋で2回、東京で4回、大阪で3回。合計9回も人前で写真について話したことになります。
そして今回は、会場にいた会員の皆さんにもマイクを持って、自分の作品について語ってもらいました。
なかなかどうして(笑)。
皆さん、無茶ぶりなのに堂々と自分の想いを話していました。
ここで、何を感じて、
何を伝えようとして撮影したのか、堂々としていました。
会員の話を聞きながら、そして私のトークも思い出しながら一つ気づいたことがあります。
語れないところに、弱点がある!
自分の作品について話していると、すらすらと言葉が出てくるところがあります。
ところが、
「なぜか話す内容があまりない」
「撮影したときの感動をうまく語れない」
「結局、自分は何を伝えたかったのだろう」
そこを話そうとすると、言葉に詰まることがある。
私は、その「語れないところ」こそ大切なのではないかと思いました。
言葉にできないということは、自分の中でもまだ整理できていないのかもしれません。
これは会員の皆さんだけではありません。
9回のギャラリートークをした私自身も、
「あれ? ここは自分でもまだ整理できていないな」
と感じることがありました。
逆に、話している途中で、
「そうか。自分はこれを撮りたかったんだ」
と、自分の言葉によって気づくこともありました。
自分の想いというのは、頭の中で考えているだけでは、案外見えてこないものなのかもしれません。
語ることで、自信にもなる
そして、もう一つ。
自分の作品について語ることは、弱点を見つけるだけではありません。
話しているうちに、
「私はこれを撮りたかったんだ」
「だから、この写真でいいんだ」
と、自分の意図がはっきりとした自覚ができる。
それは、他人から「いい写真ですね」と言われるのとは違う、自分で自分の作品を理解したことで生まれる自信です。
私は、こちらの方が写真家にとっては強いと思っています。
写真を言葉にする意味
もちろん最終的には、写真は写真で語るものです。
だからこそ制作の途中では、一度、自分の作品を言葉にしてみる。
語ってみる。
言葉に詰まる。
なぜ語れないのかを考える。
もう一度、写真を見る。
すると、今まで見えていなかったものが見えてきます。
語れないところから弱点が見える。
語れるところから自信が生まれる。
今回の写真展で9回のギャラリートークを経験して、私自身、改めてそのことを感じました。
写真を撮ったら、一度自分に問いかけてみる。
「私は、なぜこれを撮ったのだろう?」
そこから、「撮った写真」が「作品」へ変わり始めるのかもしれません。
「撮る」から「作品を創る」へ。
EMAフォトスクールでは、作品を提出するだけではなく、「なぜ撮ったのか」「何を伝えたいのか」を自分の言葉で語ることも大切にしています。
一人では見えなかったものを、言葉と写真を照らし合わせながら、作品として育てていきます。
作品づくりの考え方を体系的に学びたい方は、ぜひご覧ください。
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