チームチャンピオンカップ2025長野大会観戦記
現場で仕留める力!
私は志賀高原でツアー講師だったので、当日の朝、志賀高原から茅野入りして選手の応援に行きました。会場も熱気でムンムン!空気に気合いが入っている感じで背筋が伸びましたよ。判定の都度、どうにもならないのに手を合わせてお祈りでした。www
皆さんも、実際にその場に立っているかのように、熱い気持ちで結果を見守ったのではないでしょうか。この大会は、通常のコンテストと違い、同じ場所、同じ時間で撮影し、表現力を競う特殊な形式です。 そこで改めて強く感じたのは、写真撮影の技術やテクニック以上に、「撮影者が、その時、何を見て、何を表現したいのか?」という「想い」が、勝敗を分ける決定的な要因だったということです。そして、その強い想いが「ドスン!とストレートに伝わってくる」作品にこそ、栄冠のランプが灯っていました。写真とは本来そうあるべきだと、再認識させられた機会です。最近は、カメラやレタッチソフトの進化があまりに素晴らしいため、「撮った後に、いじくりまわしてどうにかする」という技術論に、知らず知らずのうちに走ってしまいがちです。しかし、最も大切なことは、現場でシャッターを切る瞬間に、「何を伝えたいか」を深く考え、その場で意図を「完成させる」ことにあるはずです。私たちEMAフォトスクールで目指すのも、まさにこの「現場力」。
撮影の瞬間、「私は、この一枚で何を伝えたいのか?」を自問する。この原点に立ち返り、「その場で完成させる」写真の力を、しつかりと磨き上げていくことが私の使命と再認識しましたね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。

この記事へのコメントはありません。