BLOG

ブログ

ただ続ければいいわけではない

これまで二回にわたって、私の心に残っている言葉について書いてきました。

一つは、X JAPANのYOSHIKIさんの、

「たかが努力じゃないですか。」

そしてもう一つは、井村雅代コーチの、

「獲れるまでやるから獲れるんです。」

どちらも、前田真三賞を目指していた頃の私には、とても響く言葉でした。

でも、この二つの言葉には、もう一つ大事なことがあると思っています。

それは、

ただ続ければいいわけではない。

ということです。

同じ撮り方を100回繰り返しても、
同じ考え方で100回応募しても、
同じ失敗を続けていたら、結果も同じかもしれません。

大切なのは、

ダメだったら、何かを変えること。

私は前田真三賞に2度落選しました。

もちろん、そのときは、

「審査員はどこ見てるんだ!」

くらいには思いました(笑)。

でも、そこで文句を言って終わっていたら、たぶん今も何も変わっていません。

なぜ届かなかったのか。

作品が弱いのか。
選び方なのか。
構成なのか。
テーマなのか。
それとも、自分では伝わっているつもりでも、見る人には伝わっていないのか。

そこを考えるようになりました。

写真には、撮った本人の思い入れがあります。

苦労して登って撮った。
寒い中で撮った。
何時間も待った。
何度も通った。

だから、どうしてもその写真が良く見えてしまう。よくないと困る!

でも審査する人には、そんな苦労は見えません。

見えるのは、写真だけです。

これは結構厳しい話です。

「こんなに苦労して撮ったのだから」

は、作品の評価とは別なんですよね。

だから、ときには自分の写真を疑ってみる。

本当にこの写真はいいのか。

何を見せたいのか。

それは写真だけで伝わっているのか。

この作業は、今でも続いています。

若い頃の私は、努力とは、

たくさん撮ること。
何度も通うこと。
人より頑張ること。

だと思っていました。

もちろん、それも大切です。

でも今は、

努力とは、自分を変えることでもある

と思っています。

撮り方を変える。

選び方を変える。

考え方を変える。

それでもダメなら、また変える。

結果が出ないとき、外に理由を探すのは簡単です。

審査員が分かっていない。
運が悪かった。
自分は評価されにくい。

でも、審査員は変えられません。

過ぎた結果も変えられません。

変えられるのは、次に出す自分の作品だけです。

YOSHIKIさんの、

「たかが努力じゃないですか。」

井村雅代コーチの、

「獲れるまでやるから獲れるんです。」

そして、私が写真を続けながら感じてきたこと。

この三つをつなげると、私の中ではこうなります。

結果が出るまで続ける。
ただし、同じ自分のまま続けない。

考える。

変える。

また挑戦する。

それでもダメなら、また考える。

そうやって、自分を更新し続ける。

それが、私にとっての「努力」なのだと思います。

そして今でも写真を撮りながら、

「どうすれば、もう一つ上へ行けるのか」

を考えています。

たぶん、この問いに終わりはありません。

でも、だから写真は面白いんでしょうね。

「撮る」から「作品を創る」へ。

作品づくりの考え方を体系的に学びたい方は、ぜひご覧ください。

👉 EMAフォトスクールはこちら

「2026 EMAフォトスクール写真展 2nd ~瞬との遭遇~」大阪展 絶賛開催中

会期
2026年9月4日(金)〜9月10日(木)

開館時間
10:00〜19:00
※最終日は14:00まで

会場
富士フイルムフォトサロン大阪

ギャラリートーク

9月4日(金)14:00〜15:00
写真家・星野佑佳 × 栄馬智太郎

9月5日(土)14:00〜15:00
栄馬智太郎

9月6日(日)14:00〜15:00
栄馬智太郎

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

error: Content is protected !!