写真が上手くなりたい。その気持ちがあれば十分です(^_^)
先日の志賀高原撮影合宿に参加された方から、とても嬉しいメールをいただきました。(#^^#)
二泊三日、朝早くから夕方暗くなるまで、皆さん本当によく撮影されました。
いやぁ、皆さん元気です!(笑)
その方は、今回の合宿で初めて経験することがたくさんあったようです。
三脚や望遠レンズの使い方、PLフィルターの効果、そして何より、今までとは違う風景の見方。
実は撮影中、私から「空禁止令」を出した場面もありました(笑)。
ついつい空を大きく入れてしまうところを、あえて空を入れずに風景と向き合ってみる。
すると、今まで見過ごしていたものが見えてくることがあります。
その方も、そんな発見を楽しんでくださったようです。
そして、メールの中で特に印象に残ったことがありました。
一緒に参加した方々の写真を見ることが、とても刺激になったというお話です。
同じ場所に立ち、同じ風景を見ているのに、人によって切り取り方が違う。
自分にはなかった視点に驚き、自分の足りないところにも気づく。
でも、それさえも楽しかったと書かれていました。
いやぁ、これは嬉しいですね。
実は、人の写真から学ぶということは、写真が上達する上でとても大切なことなんです。
私の撮影合宿は、現地で撮影して終わりではありません。
合宿で撮影した作品を、一人5点ずつ提出していただき、私が添削しています。
その際、私が一方的に講評するだけではなく、参加された皆さんにも作品を見て感じたことをお聞きします。
同じ場所で撮影していても、人によって見ているものも、感じていることも、切り取り方も違います。
「ああ、こんな見方があったんだ!」
「自分だったら、こう撮っていたかもしれない」
そんな発見が生まれます。
そして、私がほかの方の作品を講評しているときも、ぜひ自分の写真に置き換えて考えてほしいんです。
例えば、ある作品に対して「作者が伝えたいことが、写真からは十分に伝わってこないですね」とお話ししたとします。
それを「なるほど、この人の写真はそうなんだ」で終わらせてしまっては、もったいない。
「では、自分の写真はどうなんだろう?」
「自分が伝えたいことは、写真だけで伝わっているだろうか?」
そう考えることで、一人の作品に対する講評が、参加者全員の学びになるんです。
自分の写真には、撮影したときの感動や苦労、その場の空気まで記憶として残っています。
だからこそ、どうしても客観的に見ることが難しくなります。
でも、人の写真なら少し距離を置いて見ることができますよね。
そこで気づいたことを、自分の作品に照らし合わせてみる。
人の写真を通して、自分の写真が見えてくる。
私は、これがグループで学ぶ大きな意味だと思っています。
もちろん、皆さん難しい顔をして勉強しているわけではありませんよ(笑)。
感想を言い合い、時には笑いながら、楽しく写真を学んでいます。
そして、こうした学び方は、私が主宰するEMAフォトスクールでも大切にしていることなんです。
さて、今回いただいたメールには、もう一つ印象的なことが書かれていました。
合宿では、私が撮影場所をご案内し、現地で指導したことで、今まで撮ったことのないような写真が撮れた。
でも、次に一人で撮影するときはどうするのか。
そんなことを考え始めたというのです。
私は、ここにも大切な気づきがあると思いました。
美しい場所へ行けば、美しい写真が撮れるかもしれません。
でも、美しい写真が撮れることと、自分の作品が創れることは、必ずしも同じではありません。
誰かに教えてもらったことを、次に自分一人でどう生かしていくのか。
そこで初めて、自分の視点が問われるのだと思います。
その方は、EMAフォトスクールにも興味を持ってくださっているようですが、少し敷居が高いと感じていらっしゃる様子。
実は、こういうお話を時々耳にします。
どうも、私のスクールは上級者ばかりで、厳しいところだと思われているようです。
いやぁ、そんなに怖いところではありませんよ!(笑)
確かに、作品には真剣に向き合います。
良いところは良い、足りないところは足りないとお伝えします。
でも、最初から上手な人ばかりが集まっているわけではありません。
今のスクールの皆さんも、もっと上手くなりたい、もっと良い作品を創りたいという思いで学び始めた方たちです。
大切なのは、今どれだけ上手に撮れるかということではなく、学んだことを自分の写真に生かそうとする姿勢なんですよね。
ただ講評を聞いているだけでは、なかなか上達しません。
自分の作品だけでなく、人の作品からも学び、そこで得た気づきを次の撮影に生かしていく。
そんな積み重ねが、少しずつ作品を変えていくのだと思います。
上手くなってから学ぶのではなく、上手くなりたいから学ぶ。
そして、写真を楽しむ気持ちも忘れないこと。
私は、それが何より大切だと思っています。
もっとも、私自身もまだまだ上手くなりたいと思っていますけどね!(笑)
写真は本当に奥が深い。
だからこそ、面白いんでしょうね。(^_^)
EMAフォトスクールでは、こうした「作品づくりの考え方」を大切にしています。
「撮る」から「作品を創る」へ。
作品づくりの考え方を体系的に学びたい方は、ぜひご覧ください。
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