「なぜ」を繰り返す者だけが、写真を変える!
—信州桜合宿で見えた成長の本質—
先日、EMAフォトスクールの信州桜合宿を実施しました。
参加者は8名。塩尻を拠点に、安曇野周辺の桜を巡る三日間の予定でした。
しかし今年は例年より約10日も早い開花。
狙っていたポイントはすでに終盤を迎えており、急遽北上し、小川村周辺を中心に撮影を行うことになりました。
自然相手の撮影に「予定通り」はありません。
だからこそ問われるのは、その場でどう判断し、どう対応するかです。
今回の合宿で強く感じたのは、
成長する人には明確な共通点があるということです。
それは、
「なぜ」を止めないこと。
・なぜこの構図なのか
・なぜこの光を選ぶのか
・なぜこの露出にするのか
・なぜこの瞬間でシャッターを切るのか
この「なぜ」を自分に問い続ける人は、
その場で仮説を立て、撮り、確認し、修正する。
つまり、現場でPDCAを回しているのです。
実際に今回、短期間で明らかに変化した人は、例外なくこの思考をしていました。
ただ撮るのではなく、
「意図して撮る」。
わからなければそのままにせず、
私のもとに来て問い、さらに自分で試す。
その繰り返しが、画面の整理力や主題の明確さとして、確実に表れていました。
以前と比べても、構成の精度は明らかに上がっていたと感じています。
もう一つ印象的だったのは、合宿後の行動です。
撮って終わりではなく、
「もう一度撮り直したい」と次の計画を立てている。
これは非常に重要な姿勢です。
写真は一度で完成するものではありません。
再現し、検証し、精度を上げていくことで、初めて作品になります。
そして今回、個人的にとても嬉しかったことがあります。
参加できなかったメンバーが、
わざわざ撮影地まで顔を出し、挨拶に来てくれたことです。
オンライン中心のスクールだからこそ、
こうして実際に顔を合わせる時間は特別なものになります。
現場で交わす言葉、空気、視線。
そこには画面には写らない大切な情報があります。
皆さんの笑顔が、とても印象に残っています。
写真は技術だけでは変わりません。
「どう撮るか」の前に、
「なぜそうするのか」がある。
この問いを持てるかどうかで、
写真の深さは決まります。
今回の合宿は、桜のタイミングには翻弄されましたが、
それ以上に「写真の本質」に触れる時間になりました。
次にどう撮るか。
その答えは、すでに現場で始まっていますね。
私もいろいろな気付きを得られた素敵な合宿でしたね。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。

この記事へのコメントはありません。